ウクライナ・ゼレンスキー大統領と米国・トランプ政権のケロッグ特使による会談が首都キーウで行われた。ただ、会見後に予定されていた共同記者会見がアメリカ側の求めにより急きょ取りやめとなり、トランプ大統領がゼレンスキーに対する批判を強めるなど首脳間のぎくしゃくした関係が影響した可能性もある。ホワイトハウス・ウォルツ大統領補佐官は「トランプ大統領は今明らかにゼレンスキー大統領にとてもいらだっている」と述べた。理由として「ウクライナ国内の鉱物資源の権益をめぐる協議にゼレンスキー大統領が応じなかったこと」を挙げている。