アメリカのトランプ大統領が正式に発表した自動車への追加関税は、アメリカ国内で生産されていない自動車やエンジンなどの部品も対象で期限を設けず恒久的な措置としている。現在アメリカは乗用車に2.5%、トラックに25%の関税を課しているが、これに25%が上乗せされれば乗用車は27.5%、トラックは50%となる。日本からの輸入車も対象になり4月3日に発動される予定。アメリカ政府高官は記者団に対し、「国内販売車のエンジンのうち、日本製は23%」と指摘した他「日本を走る車の95%は日本車だ、日本などが我々の自動車産業を効果的に弱体化させている」など日本を名指しで批判していて、日本などを狙った措置とみられる。