あす29日、日本は祝日。アメリカのトランプ大統領が就任して100日となる。比較的高い支持率と安定を保ついわゆる「ハネムーン期間」の終了となるが、トランプ大統領の場合、あまり大きな意味はなさそうだ。週のなかば、30日には日銀の金融政策決定会合が開かれる。政策金利は0.5%のまま据え置かれる公算だ。また赤沢経済再生担当大臣が訪米し2回目の関税交渉にのぞむ。5月2日にはユーロ圏の消費者物価指数が出るほかアメリカで雇用統計が発表される。決算は国内企業ではオリエンタルランドが決算のほか、2035年までの10年間の戦略を示す長期経営戦略も発表する。アメリカではマイクロソフトやメタ、アップル、アマゾンなどIT大手をはじめ注目の決算が続く。上昇基調を取り戻しつつある市場を後押しできるか注目される。