コンクラーベの4回目の投票でプレヴォスト枢機卿が選出された。教皇名はレオ14世。プレヴォスト枢機卿は「苦しんでいる人々に寄り添う教会でありたい」と呼びかけた。南米ペルーで長く司祭として活動し、移民支援など改革派としての一面も持ち合わせている一方、性的マイノリティなどについては保守的な姿勢を示しているとされている。レオ14世はアメリカ・イリノイ州生まれで、アメリカ出身者が教皇となるのは初めて。一方、レオ14世はこれまでにトランプ政権の強硬な不法移民製作に苦言を呈するメッセージを発信していた。トランプ大統領は「すばらしい名誉だ」などと述べお祝いした。レオ14世。は「壁ではなく橋を築こう」という、トランプ政権に向けた前教皇フランシスコの言葉を引用した。