日本時間きょう午後6時ごろ、第267代ローマ教皇に選ばれたロバート・プレボスト氏が礼拝堂に姿を見せ、「教皇レオ14世」を名乗って初のミサに参加。このミサをもってコンクラーベが締めくくられた。日本時間きょう未明に新たな教皇が決まったことを告げる白煙がのぼると、大勢の信徒が集まったバチカンは歓喜に湧いた。教皇として初のスピーチでは対話の重要性を強調した。カトリック教会で長年タブー視されてきたというアメリカ人教皇が選出された理由について専門家によると、地域に縛られないことが教会が目指すビジョンであることを示しているという。また現地入りして情報を分析していたという別の専門家は、南米からの不法移民を排除するとしているトランプ大統領の抑止に期待するなどと話した。