きのうの日経平均株価は、終値は前の日より574円高い3万7503円。3月28日以来、およそ1カ月ぶりに3万7000円台を回復した。マネックス証券の広木隆氏は、「アメリカが初めての通商合意としてイギリスと合意に至ったということが大きかった。同盟国とはかなり柔軟な関税になるのではないか、日本もイギリスにならって同様の軽減で合意できるのではないかという期待が生まれたというのが非常に大きいポイントだったんだろうと思います」という。また、トランプ大統領は中国への関税を145%から80%に引き下げる可能性を示唆。関税引き下げの期待感が株価上昇につながったという。「大幅に引き下げた着地になるのではないかという観測が出てきた」と広木氏はいう。