きょうのニュースは、トランプ大統領の外交姿勢に皮肉、TACO理論とは。アメリカのウォール街などではトランプ大統領を表す「TACO理論」が話題となっている。TACOは日本語で「トランプはいつもビビってやめる」を意味する。TACO理論はフィナンシャル・タイムズのコラムニストが考案したもので、二転三転する関税政策を皮肉する言葉。トランプ関税とアメリカの株価(NYダウ)の動きを見ると、相互関税が発表されると一気に下落。90日間延期の発表があると一気に回復。中国に対する関税について「145%に引き上げる」と発表すると一気に下落。その後、アメリカとイギリスが初めて関税で合意、FRBの利下げ観測が強まったことから緩やかに回復。TACO理論について質問されたトランプ大統領は「聞いたことがない」、「二度とそんなことは言わないでくれ、意地悪な質問だ」などと述べ不快感をあらわにした。中林美恵子教授によるとチキンという言葉はトランプ大統領が一番言われたくない言葉だという。日本との関税交渉で簡単に折れなくなってしまう懸念がある。問題「MAGAはメイク・アメリカ・何・アゲイン?」。青:グレート、赤:ゴージャス、緑:ゴールド。