アメリカのトランプ大統領と政権を離脱したイーロン・マスク氏は、トランプ氏肝いりの大規模減税法案をめぐる意見の対立からSNSなどで非難の応酬を続けていた。マスク氏は11日、「トランプ大統領についての投稿を後悔している。行き過ぎだった」と投稿した。トランプ氏は政府とマスク氏の企業との契約の見直しを示唆していたが、ホワイトハウスのレビット報道官は「私の知る限り行われていない」と述べた。現地メディアはマスク氏の投稿を受け、トランプ氏が「非常に良いことだ」と述べたと報じている。ジャーナリスト・柳澤秀夫は「トランプ大統領が興味があるのはイーロン・マスク氏の金。イーロン・マスク氏が興味があるのはトランプ大統領が持っている権限を自分のビジネスにどう生かすかということだけでつながっている。今回の一件は子どものケンカ」などとコメントした。