トランプ大統領は来月から日本からの輸入品に25%の関税を課すなど圧力を強めている。交渉が難航する背景を考える。これまでの日米の関税交渉について紹介した。焦点になったのは自動車への追加関税。なぜ交渉はまとまらないのかを引き続き説明した。日米貿易協定ではアメリカ産農産物は不利であったが今回は具体的な要求はなく日本から最大限の譲歩を引き出すことが目的である。またアメリカ側の交渉体制にもまとまらない要因がある。赤澤大臣は先週電話会談し精力的に協議をしていくこととした。また18日にベッセント財務長官が大阪・関西万博で来日することとなっている。そこで協議を前進させる糸口を掴みたい考えだ。