アメリカのトランプ大統領は22日、ロシアとウクライナの和平合意が進展するか2週間で見極めた上で非常に重要な決断を下すとした。トランプ大統領はロシアに対し、大規模な制裁で圧力をかける一方、和平の仲介から手を引く可能性も示唆した。一方、ウクライナのゼレンスキー大統領は首都キーウ市内の広場で24日の独立記念日に合わせて演説をした。この中でゼレンスキー大統領はウクライナが得る安全の保証は非常に強固で今後、ウクライナを攻撃しようという発想は誰も持たなくなるだろうと述べ、欧米各国との協議の進展に自信をみせた。またロシアが占領している国土奪還への決意を改めて強調。ゼレンスキー大統領は欧米と協議を進める安全の保証の枠組みについて数日で準備が整うとする一方、ロシアとの首脳会談のめどが立っていない。