テーマは米ドル安の裏で進む人民元安。第一生命経済研究所・西濱徹さんは「トランプ氏はSNSでパウエルさんに口汚く攻撃。ドル安基調が続いている」「トランプ政権のドル指数はドル安が続いている」と話し、人民元の対ドル相場について解説した。西濱さんは「実質的に人民元安」「新興国通貨高」「CFETS人民元指数が下落」「米中摩擦でアメリカへの輸出が減ったことが理由。アフリカ、ASEAN、南米向けを増やした」「中国から安いものが流れてくるので対中警戒感がある」と説明し、「レアアースなど切り札がないベトナムとの合意がベンチマークになるのではないか」「通貨安競争になるかも」と指摘した。