高い支持率を得てスタートをきった高市政権だが、政府・与党はどう受け止めているのか。約4年ぶりの高い内閣支持率に、自民党内では「うまくいけば長期政権だ」など期待が高まっている。政党別の支持率でも自民、維新がともに4.2ポイント上がった。高市総理の周辺は「維新は改革勢力として期待されている。合意した議員定数削減などを実行できるかが正念場で、古い自民党の殻を破れなければ支持は急落する」と話す。自民党幹部も「順調なスタートだが、まだ期待値でしかない」と気を引き締めている。高市総理は外交デビューを終えて帰国し、午後はあすのトランプ大統領との首脳会談にそなえて勉強会を行う。会談ではレアアースなどの供給網に関する新たな合意文書にサインするなど、対中国での連携を打ち出す方針。政府関係者は「経済安保は高市さんも得意分野だから、話がはずめばトランプ大統領から高い評価を得るだろう」と話す。あすの会談は突っ込んだ議論はなく終わるとみられるが、アメリカ側の防衛費の増額要求は既定路線で、今後、高市政権にとっての大きなハードルとなる。
