今回の日米首脳会談について、アメリカメディアが大きく報じたのはトランプ大統領によるパールハーバーを巡る発言だった。ワシントンポストはトランプ氏が日本の総理の傍らで真珠湾攻撃のジョークを飛ばしたという見出しをとりまして他のメディアからは如実に気まずい場面が表れたタブーを破ったなどという報道がなされた。というのも今回の日米首脳会談を巡ってトランプ大統領がホルムズ海峡の安全の確保について日本などを名指しして不満を募らせている中で、日本がG7の中でも最初にトランプ大統領と会談することになった経緯があり、アメリカメディアも大きな試練に直面するというふうに珍しく会談の前から注目が集まっていた。しかし、実際にふたを開けてみれば何か大きなことが決まったということでもなく、またウクライナのゼレンスキー大統領が去年ホワイトハウスを訪れた際にあったような衝突・摩擦といったものもなかった。トランプ大統領と高市総理の間で円満な様子が終始、見受けられたわけだが、大きく物事が動いたわけではなかったので、会談そのものとしての扱いは小さかったようだ。
