ドイツの検察当局は、軍事施設などへの破壊工作を計画していたとしてドイツとロシア双方の国籍を持つ2人を逮捕したと発表した。ウクライナへの軍事支援の妨害をねらっていたとされ、地元メディアはウクライナ軍の兵士が訓練を受ける軍事施設などが標的とされていたと伝えている。ドイツの有力誌シュピーゲルは、“2人が標的としていたのはウクライナ軍兵士が戦車の訓練を受ける米国軍の軍事施設”と伝えている。ドイツ・フェーザー内相は“ロシアのプーチン政権のために計画されたとみられる深刻な事案だ”と述べた。ドイツの検察当局、ロシア大統領府・ペスコフ報道官は「これに関する情報は持ち合わせていない」とコメントしている。