埼玉・川口にあるギャラリーの展示作品は国内外の美術館などで高く評価されているそう。これらの作品が生まれているのは併設されているアトリエで、障害者が日中過ごす福祉施設だそう。自閉スペクトラム症の柴田さんは納得行くまで次の行動ができずに同じ行動を何度も繰り返す特徴があるそうで、支援スタッフは本人が気になることを解消して自ら動き出すまで待っていた。アトリエに到着して30分後に作業を開始すると集中して作品を描いたが、20年以上繰り返し描き続けているという作品は個展を開けば完売するほど人気だそう。ダウン症の羽生田優さんは人付き合いが苦手だそうだが、創作活動によって自信を深めて社会と繋がり始めたそう。責任者の宮本さんはアートを通して障害者のことを知ってもらい、色々な人がつながればいいと思うなどと話した。