駅のホームで流れる発車メロディー。地域によっては特別なものも。東京の清瀬駅では歌手の出身地ということで、中森明菜の「DESIRE」が。上野駅は森山直太朗の「さくら(独唱)」。このご当地発車メロディーが廃止されるというのが、川崎市にあるJR南武線・登戸駅。「ドラえもん」の作者・藤子F不二雄さんは長年、川崎で執筆。そのミュージアムの開館5周年を記念して曲が使用されることになった。ただJR東日本は来月15日の始発からこのメロディーを廃止に。発車メロディーを研究しているという都内の高校生は「悲しいし淋しい」と話す。なぜJR東日本は、ご当地発車メロディーを廃止することにしたのか。JR東日本によると、車掌が乗車せず運転士だけで運行するワンマン運転を開始することが、廃止のきっかけの1つで、今後は車両に搭載しているスピーカーからこれまでに使用しているメロディーを流すそうだ。