昨年5月、東京都内での日本代表の記念撮影。佐藤淑乃や石川真佑という現在のエース達とともに秋本は日本代表の顔に選ばれた。2025年のネーションズリーグで日本代表デビューを果たした秋本を放送席で見つめていたのが母・愛さんである。小学2年でバレーボールを始め、母の背中を追いかけ母より早く高校2年で日本代表登録メンバーに選出された。昨年1月に全国大会優勝し高校を旅立った。卒業後はヴィクトリーナ姫路に入団し、プロでもすぐさま主力tになった。「世界レベルの選手を育成する」というチーム方針により加入からわずか3か月でドイツへの移籍が決まった。海外挑戦を後押ししたのは他でもない母だった。昨年9月のドイツ・ドレスデンの歴史ある建造物に囲まれた美しい街で秋本は新たなスタートを切った。母は1か月限定で娘の初海外をサポートとなったが10代で海を渡るのは女子バレー界では異例のことであった。加入したのはドレスナーSCでリーグ3連覇も達成したことがある強豪クラブである。シーズンの真っ只中、タイトル戦も控えた中での合流となり語学もまだ勉強中であった。何より苦しんだのは高さの壁でブンデスリーガの平均身長は約185cmのため日本屈指の高さを誇る秋本でもここでは高さが武器にならない。高いブロックを弾くパワーを身につけるためウェイトトレーニングにも力を入れる。そしていよいよドイツでデビュー戦がやって来た。
