販売終了の理由として明治は「顧客ニーズに変化があった」としており、時代の変化で消費者の味の好みが変わってきたことが背景にあることを伺わせた。小売ベースの売上高は2002年には25億円だったが、2022年は5億円であった。カールが数年前に東日本での販売を終えるなどし、サイコロキャラメル、キスミント、チョコフレーク、キシリッシュなど販売終了や縮小が相次いでいる。キスミントはキシリッシュはグミ人気でガム需要が減ったため、チョコフレークは甘いチョコではない商品の人気の高まり、カールはコーン系からポテト系へと人気が移ったのが理由とみられる。人口減少で市場が伸び悩み消費スタイルが変わる中、定番で消費者を惹きつけ続けることが難しくなる現状が反映されているとみられる。