国連の代替となる機関をめざす平和評議会を提唱するトランプ大統領の狙いがどこにあるのか。各国に示した憲章草案では議長はトランプ氏で後継は指名、在職は無期限、決定は解明国は過半数だが議長にだけ拒否権があるなどトランプ氏に独裁的権限が与えられるような内容が記されていた。上智大学の前嶋和弘教授はこうした平和協議会をトランプ氏が設置するのは“アメリカ・ファースト”アメリカの国連への拠出金は多いが国連は意向通りに機能しない、平和評議会はアメリカが上にいてアメリカの利益のために他国が動くとした。ブルームバーグによるとトランプ氏はダボス会議に参加するため滞在のスイスで22日に正式な憲章・権限の範囲に署名したい考えだというが招待した約60か国のうち参加はイスラエルなど数カ国でノルウェー・フランスなどは不参加表明の意向や方針、中国など多くは不明だということ。日本は招待を受けたが木原官房長官は参加の可否も含め検討とした。前嶋教授は「やることはしたたかな外交、トランプ大統領の要求はノーとは言えないオファーだが慎重な検討が必要。怒りを避けつつ他国との協力強化も狙うべき」とした。
