スミソニアン博物館によると、ドーナツはオランダの揚げパン「オリクークス」が19世紀初頭にアメリカに伝来したもので、アメリカ人船乗りが火が通りにくい中央をくりぬくアイデアを考案したとされる。全米でのドーナツ年間消費量は役100億個で、ドーナツ店は全米で2万5000店以上ある。そのうち約5000店舗がカリフォルニア州にあり、経営者の90%がカンボジア系アメリカ人だという。その理由は、ドーナツキングとして知られるテッド・ノイ氏の存在が。1975年に内戦状態のカンボジアから渡米、ドーナツの美味しさに感動しドーナツ店で修行して店長となり翌年には自ら開店したという。事業拡大で店を増やしたテッド・ノイ氏はカンボジア難民を雇い100世帯以上の難民家族を支援した。テッド・ノイ氏の資産は数十億円にもなりドーナツキングと呼ばれる様になった。杉村太蔵はドーナツの差し入れは間違いないと話した。