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「ナゴルノカラバフ紛争」 のテレビ露出情報

旧ソビエトのアルメニアがロシア離れの動きを加速している。会議のイラストで一人だけ席についていないのはアルメニアのパシニャン首相。先週ベラルーシで旧ソビエト6カ国で作るCSTO首脳会議が開かれたがパシニャン首相は欠席を早々と表明した。理由について「この機構はアルメニアの要請に答えていない」と不満を表明した。隣国・アゼルバイジャンとのナゴルノカラバフ紛争でアルメニア側が屈辱的な敗北を喫したこと。ナゴルノカラバフはアゼルバイジャンにありながらアルメニア系住民が多く、本国を含めたアルメニア側が長年実効支配してきた地域で、ロシアはその後ろ盾となってきた。しかし今年9月、アゼルバイジャン軍の攻撃を受け、アルメニア側はほとんど抵抗することもできないまま降伏を迫られた。アルメニアはロシアなどこの機構から十分な支援が得られなかったとして存在意義に疑問を強めてきた。パシニャン首相は今のところ脱退する考えはないとしているが、安全保障上の新たなパートナーを見つける必要があると述べた。アルメニアは今年、アメリカと合同軍事演習を行い、欧米などとも関係を深め、ロシアだけに頼らない多角的な外交を模索しようとしている。またアルメニアはプーチン大統領に逮捕状を出しているICCに来年2月から加盟することになった。プーチン大統領がアルメニアを訪問する場合、身柄を拘束する義務が生じることになる。ロシアは遺憾だとして不快感を示すとともに背後に欧米がいるとも指摘し、緊張が高まることも懸念される。来月にもロシアで旧ソビエト諸国の首脳会議が開かれる。そこにアルメニアのパシニャン首相が出席するのかどうか。ロシア離れの動きを見る上でもう一つの試金石となりそうだ。

他にもこんな番組で紹介されています…

2024年3月15日放送 10:25 - 13:00 テレビ朝日
大下容子ワイド!スクランブルNEWSドリル
大和大学の佐々木正明さんが解説。ロシア大統領選スタート、プーチン氏再選確実視も周辺国に”地殻変動”。ロシア大統領選は15・16日に投票、17日に投開票。独立系メディアなどはプーチン氏は得票率80%で勝利しウクライナへの特別軍事作戦を正当化する狙いがあると報じている。他の候補者3人はいずれも”体制内野党”。ロシア周辺国のジョージアではナワリヌイ氏を悼む声が。一[…続きを読む]

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