この日のドジャースはブルペンデーだったが、2回までで6失点で3-7という厳しい結果となった。ブルペンデーは中継ぎの投手を先発登板させて継投していき先発投手の穴を埋める窮余の策となっているが、AKI猪瀬氏はブルペンデーではなく力のあるリリーフを先発させて流れを取るオープナー戦術に失敗した形だと紹介。この日の試合で先頭打者ホームランを放ったメッツのリンドーア選手は負担の重いショートでありながら33本塁打などを記録し、ポストシーズンでの活躍もありナ・リーグのMVP候補と評されている。レギュラーシーズン中のドジャースとメッツの対戦はドジャースの3連勝で終えていたが、猪瀬氏はメッツが一番弱かった時期のデータなので警戒すべきであり、ドジャース戦後にリンドーア選手は選手だけでのミーティングを行いチームを鼓舞すると翌日から見違えるように強くなったと紹介。メッツ本拠地のシティ・フィールドはクイーンズにあり、2009年から球場として使用されライト側はいびつな形をしているのが特徴。クイーンズはニューヨークでも下町風情のあふれるエリアとなっていて、メッツの選手も中南米系も多く名を連ねている。