ニューヨークダウが最高値を更新した一方、ナスダックは反落して、けさの日経平均株価は、43円安で始まった。下げ幅は一時200円に迫った。アメリカの金利上昇などを背景に、自動車株などが買い戻され、その後下げ渋った。その他の指数は、日経平均先物が10円安などとなっている。26日発表の7月耐久財受注額は、前月比+9.9%で、前回を上回り、金利上昇で、エヌビディアも下げ、ハイテク株が売られた。その結果、ダウが続伸し、史上最高値を更新した。ドイツのIFO企業景況感指数は86.6と、予想を上回ったが、7月を下回った。欧州株は、小幅に高安、マチマチの引けだった。日経平均はきょうも、3万8000円の攻防だが、その攻防戦の基準がドル円146円から144円に変わっている。為替に対する日経平均の耐久性が出てきたと言える。予想EPSも過去最高を更新している。企業向けサービス価格指数は、41か月連続のプラスで、コスト上昇を価格に転嫁していることを表している。現在のアメリカ株の先物は、そろって下落している。中国株は、上海・香港ともに下落している。