SMBC日興セキュリティーズ・アメリカの井野口志保さんは「4日のニューヨーク株式市場について。、サービス業の減速が米国景気へ影響する懸念から、一時的に相場が反応する場面もあったが、好決算を発表したハイテク株を中心に買われる展開になっています。午後にはパウエル議長の前向きな発言もあり、株式市場は好感する動きとなっています。11月のISM非製造業景気指数は、前月から約4ポイント低下し、3カ月ぶりの低水準となりました。足元ではサービス業が良好とみられるデータも出ています。TSA(米国運輸保安局)によると、感謝祭旅行ピークの1日に米国国内の空港で、保安検査を受けた旅客が308万7393人と1日当たりで過去最多を記録しました。先月24日~28日には、感謝祭の週としては過去最多の23万2000便超の飛行機が運航するなど、好調な感謝祭休暇となりました。翌月以降のサービス業の景況感に一段と注目が集まると考えられます」などと話した。