埼玉県ふじみ野市の上福岡駅前で出会ったのは安富さん(74歳・女性)。仕事の帰りで「おぼんdeごはん」で「ナス肉味噌炒め」定食を食べてきたという。「おぼんdeごはん」は栄養バランスの良さが売りの定食屋で特に若い女性から人気。自宅は自転車で15分ほどの場所だというので、駐輪代250円を支払って家を見せてもらった。夜11時に自宅で合流。築61年の持ち家。間取りは2Kで価格は600万円だった。家族の写真があった。子どもが2人、孫が3人いる。秋田犬が大好きでカレンダーが貼ってあった。TikTokでお気に入りの秋田犬の生配信を見ていて、投げ銭(約2円)もする。課金はせず、広告を見てポイントを稼いでいるという。TikTokで音楽も聴いていて、音楽を流しながら踊ってくれた。小さい冷蔵庫には来客用のドリンクが冷えていて、取材スタッフにヤクルト1000をプレゼントしてくれた。プリンターやWi-Fiルーターがあった。マンションの理事長をしており、管理組合の資料はChatGPTを駆使して作成している。高校卒業後に仙台で就職。食堂列車のウェイトレスとして8年働き、結婚して上福岡に来た。大きな冷蔵庫の中はぎっしり。ナスの辛子漬けをスタッフにくれた。建具職人だった夫・秀夫さんは3年前に79歳で亡くなった。くも膜下出血だった。安富さんが45歳、夫が55歳の時に撮影した結婚写真を見せてくれた。2人ともバツイチで約30年前に再婚した。石神井公園やお台場でのデート写真もあった。南大塚駅で待ち合わせした際、仕事のため2時間遅れてしまっても待っていてくれた。2人ともお酒が好きで、旅先で購入したお酒を夫に供えている。2人で晩酌をしながら大好きなプロレスを見た後、安富さんは先に寝た。夫はお風呂で亡くなった。お風呂でよく寝てしまう人だったので、寝ていると思ったが、救急隊によると 死後3時間が経過していたという。夫の死後は料理を作る相手がいないので外で食べてから帰るようになった。一緒に食べてくれることが作る意欲になっていたという。突然1人になった安富さんを救ってくれたのが職場で勧められて見始めたTikTokだった。上福岡駅で安富さんの家について行ったら…TikTokに救われた女性の夫への愛情を聞かせて頂きました。
