金原ひとみの新作「ナチュラルボーンチキン」の主人公は自分と真逆の性格の人物と出会い、自分を取り戻していく。金原さんは刺激を加えたいという気持ちもあり、連れ出してくれる登場人物をあてがってみたという。金原さんは誰しも刺激が必要なのでは？と考えている。凝り固まった人間になると老害やおじさん化につながっていく、見えない壁を自分で作っているような気がするという。自分はこうと決めている人がおじさん化しやすいと思うと話した。おじさん化は年齢や性別ではなく属性だと思う、人の意見に耳を傾ける、柔軟に自分を変化させていくことで防げると思うと話した。