きょうのゲストは作家の金原ひとみさん。19歳のときに「蛇にピアス」作家デビューし、芥川賞を受賞した。40代になった金原さんは中年へエールを送る新作「ナチュラルボーンチキン」を発表。この作品は金原さんが年を重ねた自分への危機感から生まれたという。

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金原ひとみの新作「ナチュラルボーンチキン」は中年女性の人生の葛藤を作品にしたもので、主人公は45歳の独身女性。ある人物と出会い失ったものを取り戻していくという内容。

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金原ひとみの新作「ナチュラルボーンチキン」は中年女性の人生の葛藤を作品にしたもので、主人公は45歳の独身女性。金原さんは年を重ねて新しい体験がどんどん減っていく実感があった、ルーティンで固まった主人公が飛び跳ねる瞬間を見たいという気持ちで書き始めたという。ルーティン生活を象徴するのが食事、毎日同じ食材でつくるメニューで生活していた。

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金原ひとみの新作「ナチュラルボーンチキン」の主人公は自分と真逆の性格の人物と出会い、自分を取り戻していく。金原さんは刺激を加えたいという気持ちもあり、連れ出してくれる登場人物をあてがってみたという。金原さんは誰しも刺激が必要なのでは？と考えている。凝り固まった人間になると老害やおじさん化につながっていく、見えない壁を自分で作っているような気がするという。自分はこうと決めている人がおじさん化しやすいと思うと話した。おじさん化は年齢や性別ではなく属性だと思う、人の意見に耳を傾ける、柔軟に自分を変化させていくことで防げると思うと話した。

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金原ひとみの新作「ナチュラルボーンチキン」を紹介。注目は食事の描写、美味しそうであり変化していくことが主人公の心とうまくリンクしてるという。

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金原ひとみの新作「ナチュラルボーンチキン」は食で気持ちの変化が表現されている。金原さんは食に表れるものだと思うという。自分の中のストックにあるお店を検索して、メニューをピックアップして書いているという。ワクワクした食について金原さんは、フランスの牛肉のタルタルは生きている実感が湧いてくると話した。

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金原ひとみの新作「ナチュラルボーンチキン」を紹介。作品の中のメニューが具体的で一人で食べている食事から誰かと食べる食事に変わっていくのだという。金原さんは何を食べるのか？自体が自分の表現なんじゃないかと話していた。

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関東甲信越の気象情報を伝えた。