2006年にノーベル平和賞を受賞し、現在バングラデシュ暫定政権を率いているムハマド・ユヌス首席顧問は「フランスに滞在中に反政府デモを主導していた学生から突然電話がかかってきて首席顧問への就任を求められた」と明かした。暫定政権には反政府デモのリーダーだった2人の大学生が入閣し、今回JNNの単独インタビューに応じた。入閣した大学生ナヒード・イスラム氏は「経済危機に陥っている。我々はユヌスさんの実績と知恵によって国難を乗り越えたいと思った」と語った。暫定政権は総選挙を行いたい考えだが、治安の回復などが当面の課題。