ハイテク産業に欠かせない鉱物資源「レアアース」は、中国が輸出規制を強化する中、調達先の多角化が課題となっていた。政府は、豊田通商が設立したナミビアでのレアアース鉱山開発を目的とする会社に、最大50億円程度の出資を決めた。具体的にはJOGMEC(エネルギー・金属鉱物資源機構)を通じ出資するという。ナミビアの鉱山では、磁石などに使用するジスプロシウムや、スマートフォンなどに使用する「イットリウム」などのレアアースが、まとまった量で見つかっており、今年2月には日本政府関係者とナミビア政府関係者が会談し、鉱山開発の検討を進めることを確認したという。政府が出資する会社は、今後、最終的な投資判断をした上で、来年度以降の生産開始を目指すとしている。
