ナミビアでサファリガイドとして活躍する太田ゆかに密着。砂漠をジープで駆け回りライオンを発見したが、GPSを交換するためには麻酔銃で眠らせなければならない。崖などの不安定な場所や周りに仲間がいる状況では作戦実行は不可能。慎重に機会を伺う。ナミブ砂漠には人間も暮らしており、アフリカの少数民族ヘレロの村がある。ヘレロの人々はヤギの放牧を生業とし、飼っているヤギを狙うライオンとの争いが絶えない。デザートライオンが絶滅の危機に瀕している最大の理由は人間との争い。ヘレロの人々にとってライオンによるヤギの殺戮は死活問題で、駆除に乗り出そうとすることは仕方のないことだと太田は語った。村とライオンとの争いを避けるため、太田らは村にライオン防止用の柵を取り付けGPSでライオンの行動を管理するなどの対策を講じている。1日目はライオンとの接触はできず、捜索は2日目へ。気温の高い日中はライオンの動きが鈍くなるためGPSが反応した周辺まで行き、動物の死骸をセットして匂いで誘き出す作戦を実行することに。ライオンが近づいてきたら車内から麻酔銃を打つ。