SBIグローバルアセットマネジメント社長・朝倉智也さんの解説。ドル円相場は1ヶ月前は162円近辺まで行ったがそこから一気に円高に転じ、141円台とわずかこの数週間で20円の値動きになった。日本ではいわゆる失われた20年30年と言われてデフレ円高からインフレ円安に転じていった。グラフ:日本家計の金融資産を紹介。現預金の占める比率は依然として50%超えている。注目しているのはその中でも外貨建ての資産の比率が低いこと。円建てと外貨建ての資産をバランスよく保有するということが大事。米国債券を中心とした世界の債券に投資をするというのが望ましいと思う。世界債券に投資する低コストの2ファンド:NEXT FUNDS外国債券FTSE世界国債インデックス(野村アセットマネジメント)、購入換金手数料なしニッセイ外国債券インデックスファンド(ニッセイアセットマネジメント)を紹介。為替の変動に左右されない形で資産運用を行っていくということが大事。