ニトリホールディングス・似鳥昭雄会長に聞く。今年ニトリの社長に復帰した似鳥会長。その狙いが海外戦略の強化だった。ニトリは来年3月までに100店舗を新たに出店。初出店の国も含め11の国と地域で279店舗に拡大する見通し。明日はインドの店舗もオープン。インドに出店するのは今回が初めてとなる。さらに今日香港のショッピングモールではグローバル旗艦店をオープン。香港では3店舗目となり、ニトリとしては世界最大級のおよそ1000坪の売り場で9500品目の商品を扱う。売り場には新しい試みの商品も。日本では扱っていない海外向けの衣料品も多くそろえた。平日のオープンにもかかわらず開店初日の今日は多くの客が訪れた。香港では今年7月期から9月期のGDP成長率は前の期から伸び率が大幅に鈍化。小売売上高も8か月連続で去年を下回るなど景気の悪化が進んでいる。ただ、そうした状況がニトリにとってはあえて追い風になると話す。勢いよく海外進出を進めていくニトリだが、米国の店舗はウォルマートやターゲットなどとの価格競争に負け、去年完全撤退を余儀なくされた。似鳥会長自身の思い入れが強い米国への再進出はあるのかについては「アジアで訓練して米国、ヨーロッパに行きたい。中近東も含めて夢は大きい」とコメント。