専門家によると、肩こり、肩の違和感やだるさを訴える人のほとんどは肩のリズムが乱れているという。街ゆく肩の不調を訴える人33人を調べると、実に32人に肩のリズムの乱れがあった。腕の骨(上腕骨)が動く時、肩甲骨も一緒に動く。この動きこそが肩のリズムの大きなポイント。健康な肩だと、90度腕を上げた時、30度は肩甲骨が動いて補い、実際に腕の骨が動くのは60度だけ。その比率は1:2。腕を真上に上げた時、60度は肩甲骨が動いて補い、実際に腕の骨が動くのは120度。その比率も1:2。肩甲骨と腕の骨は1:2が理想で、これが黄金リズム(医学的には肩甲上腕リズム)とされる。