tegosは3年前広島県などが設立し、名前は広島弁で「手伝う」を意味する「てごうする」からきている。この日、メンバーは「阿字ジョージ」の群れを探しに向かった。阿字ジョージが捕獲されたのは、去年7月。柔らかい素材でできたGPSの発信機をとりつけ、行動を追跡してきた。居場所は端末で見ることができる。GPSの電波を捉えると、メンバーが持つ端末から音が鳴り、群れが近くにいることを知らせてくれる。捜索にあたるのは、阿字ジョージが頻繁に出没するという民家が点在する山深い地域。阿字ジョージの群れを追うことでわかってきたことがある。阿字ジョージの群れは少なくとも150頭。地図上で群れの行動を分析すると、季節によって範囲に大きな違いがあることもわかってきた。サルはおいしいエサを食べた時期や場所を覚えているとのこと。捜索開始から約5時間半、ようやく動きがあった。阿字ジョージがつけている発信機の電波を受信し、位置情報の取得に成功した。群れの姿を確認するため、捜索を続ける。すると、阿字ジョージが近くにいることを知らせる音が鳴り始めた。ゆっくり近づくと、阿字ジョージの群れを発見した。tegosはこれまでの調査で判明した阿字ジョージの行動範囲の地域で説明会を開き、住民ともに対策を考えていきたいとしている。
