ニューイヤー駅伝で優勝候補のGMPインターネットグループ・嶋津雄大に密着。嶋津は「ニューイヤー駅伝の借りはニューイヤー駅伝でしか返せない」。嶋津は国指定の難病、網膜色素変性症を患う。暗い所でものが見えにくい、視野が狭くなるなど、失明のリスクもある。現在も視力は低下しつづけている。夜の大会ではライトを装着して走ったことも。今年から視覚障害者用の白杖を使用。陸上競技との出会いについて。球技は飛んできても見えないため出来ない。唯一自分が出来そうな競技が陸上競技。箱根駅伝では10区を走り区間新記録をマーク。GMOインターネットグループに加入、ニューイヤー駅伝2024では最終区7区のアンカーに出場したが4位から8位に。実業団のレベルの高さを見せつけられた。嶋津は「チームには本当に申し訳ないという気持ち。自分を変えてくれるきっかけになった大会」。フォームを修正、ウェイトトレーニングにも力を入れる。5000mの自己ベストを10秒以上更新。東日本予選では5区で区間賞を獲得。初優勝に大きく貢献。GMOインターネットグループは11月の東日本実業団駅伝で初優勝。4つの区間で区間賞を獲得(全7区間)。