26日のニューヨーク原油市場では、国際的な取引の指標となるWTIの先物価格は一時1バレル=95ドル台まで上昇したが、トランプ大統領が「エネルギー施設の破壊を行わない期間を延長する」とSNSに投稿したことで、1バレル=89ドル台まで大きく下落する場面もあった。ホルムズ海峡の事実上の封鎖が続き、原油価格高騰の影響が長引いている。ガソリンの価格が世界一高いとされる香港では、高額なガソリン税に加えてイラン情勢を受けて1リットルあたり650円ほどまで値上がりし、市民生活を直撃している。日本の20倍以上の国土を持つオーストラリアでは物流を長距離トラックに頼っていて、トラックの燃料となる軽油の価格が今月始めに比べ1.6倍以上になり、物流が滞ることが懸念されている。
