ニューヨークが計画しているCongestion Pricing(渋滞税)に関してニュージャージー州が裁判を起こすと発表。セントラルパークから南のゾーンに車を乗り入れると23ドル(約3200円)という制度。センサーが既に設置されていて車のナンバーとドライバーの顔を撮影して来年4月までに課金が始まるという。問題はニュージャージー州やマンハッタン周辺から車でやって来る人たちが1日平均180万人以上にしてみれば通勤するだけで年間70万円以上の課税になる。導入理由としては渋滞緩和・脱炭素・資金集め。見込みによると集めるお金は年間10億ドル(約1400億円)。そのお金はMTAという交通機関の財源になってインフラを直すために使う。そこがニュージャージー州などが怒っている理由でもある。無駄使いが多くて常に経営難と言われるMTAは車で通勤する人たちをまるでATMのように見ているとニュージャージー州の政治家が話している。