国際部の渡辺公介デスクが解説。5日、オーストラリア政府は、自国の新型フリゲート艦の導入計画について、候補に残っていた日本とドイツのうち、日本の提案を選んだ。日本の提案は海上自衛隊の最新鋭の護衛艦「もがみ」型をベースにした共同開発。背景には海洋進出を加速させる中国の存在。ことし2月には、中国軍の艦艇3隻がオーストラリアとニュージーランドの間の海域で実弾訓練を実施し、波紋を広げていた。オーストラリアとしては日本との関係を強化し、中国をけん制する狙いがあると見られる。
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