サンゴは東京湾にも生息している。その東京湾のサンゴの1年に1度しかない貴重な産卵の瞬間をカメラが捉えた。東京湾で約30年ぶりにカメラが捉えたサンゴの産卵の瞬間を今回3日間に渡って撮影。そこには想像を超える命の誕生の瞬間があった。産卵を捉えたのは千葉県鋸南町の勝山漁港から2kmほどの場所でここには以前からサンゴが生息している。以前よりもサンゴの数は増え面積も拡大。潜水5日目となる8月25日に僅かだが東京湾のサンゴが産卵をはじめた。この日の産卵は僅か1%未満。さらに4日後にはこれまでには産卵の兆候がみられ、30年ぶりに次々と産卵の貴重な瞬間がみられた。その殆どが魚などに食べられてしまうが残ったごく僅かな卵が命を繋ぐ、幻想的な雰囲気に包まれた。さらに翌日には想像を超える光景が待っていた。ピンク色に染まる海、そして活発に動き出す生き物、これが東京湾のサンゴの大産卵だった。真っ黒な海に舞う輝く小さな命、変化する東京湾でサンゴはその営みを絶やすことなく続けている。
