インドで開かれているG20サミットはきょう最終日をむかえ、デジタル分野のセッションを行い閉幕する。首脳宣言はきのうのセッションで採択された。ウクライナの軍事侵攻について、すべての国は領土の獲得のための威嚇や武力の行使を控えなければならない、核兵器の使用や威嚇は容認できないとした。去年のG20サミットで盛り込まれたロシアを名指しで非難する文言は盛り込まれなかった。ウクライナ外務省の報道官はG20は何も誇れるものはないと批判した。宣言では温暖化の影響・債務問題を抱える途上国などグローバル・サウスの国々への支援が盛り込まれた。インドのモディ首相は記者会見をして成果をアピールするとみられる。