米国・ハリス副大統領は24日、トランプ氏が大統領在任中にナチスドイツの独裁者・ヒトラーを称賛するような発言をしていたとして、「信じられないほど危険だ」と批判した。トランプ政権で主席補佐官を務めたジョンケリー氏はニューヨークタイムズのインタビューで「トランプ氏が“ヒトラーは良いこともした”と称賛するような発言をした」と証言した。その上で「間違いなく独裁者の手法による統治を好んでいる」などと見解を示した。ハリス副大統領は「トランプがヒトラーを引き合いに出すことはとても問題であり、信じられないほど危険だ。これはトランプが本当はどういう人間かを米国国民に示している」と述べた。ハリス氏は大統領選挙で返り咲きを目指すトランプ氏が「無制限の権力を望んでいる」として、危機感を強調した。