チコちゃんが「なんで野球は全員帽子をかぶっているの？」と聞いた。栗山英樹監督にも聞いてみた。正解は全員同時に帽子を脱いでいるチームがまだないから。公認野球規則では野球帽の着用は義務づけられていない。野球帽の始まりは1840年代アメリカ。ニューヨーク・ニッカボッカーズがかぶっていたのは麦わら帽子。その後、キャスケット型やピルボックス型やブルックリン型などカジュアルな形に変化。ベーブ・ルースが活躍し始めた1915年ごろにほとんどの球団が現在の野球帽の形に。草野球チームのスクワラルズに全員帽子を脱いでプレーしてもらった。野球帽をかぶることは日差しをよけるなど機能面とメンタル面でもメリットが大きいことがわかった。背番号制度がまだなかった1882年に守備位置によってデザインの違うユニフォームを着用するというルールができたが手間もお金もかかり選手も混乱したため1シーズンももたずに廃止となりチームは同じユニフォームを着用するという現在のルールができた。栗山監督からチコちゃんにサインボールがプレゼントされた。