NY証券取引所の漆山さんと中継。漆山さんはS&P500の組み入れ銘柄の動向に注目しているという。漆山さんは「5月にジョンソン・エンド・ジョンソンから分割したケンビューがS&P500に組み入れられることが21日正式発表された。S&P500への組み入れは収益性や流動性、時価総額などをふまえて決定されるが、ジョンソン・エンド・ジョンソンが保有するケンビューの株式約90%のうち大部分を流動性化することを発表したことから、組み入れが決定された。ケンビューはバンドエイドやマウスウォッシュのリステリンなど知名度のある商品ブランド力や堅調な足元業績を背景に、5月アメリカ最大の新規株式公開銘柄として株価は順調な滑り出し見せた。本日は約3.7%上昇している」、「今回のケンビューのケースはS&P500への将来的な組み入れについて、一定程度織り込まれていた」などと話し、指数組み入れによる株価への影響として「中小型株の流動性が大きく向上した結果、大型株を対象とするS&P500への組み入れ効果が減少した」と推察している。
URL: http://www.nyse.com/