生産者物価指数が予想外に低下してインフレ懸念が和らいだものの、明日にも消費者物価指数の発表を控えた様子見ムードの中、市場全体としては小動きな展開となった。前日に決算を発表したオラクルは36%の大幅上昇となった。AI需要の強さが再度確認され、市場はAI関連の成長ストーリーの継続性に自信を強める形となっている。利下げへの期待感は高まっているが11日のCPI次第では利下げ期待に冷や水をかける可能性があるとのこと。今後は価格転嫁が進んでCPIが上昇するリスクに注意が必要。
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