8日の株式市場は9月のFOMC議事要旨内で大半の参加者が年内の追加緩和を支持したことが判明し、S&P500とナスダックが最高値を更新した。この先は7~9月の企業決算に焦点が移り、トップバッターとなるデルタ航空の動向が注目されている。直近では右肩上がりの回復を見せていて、背景には高所得層に資産効果があるプレミアムクラスの需要が増加していることを受けて席数を増やしたことなどが要因だとみられている。一方でアメリカ政府機関閉鎖を受け、管制官の給料支払が滞り、航空各社の業績に悪影響を与える可能性も指摘されている。
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