NY証券取引所から中継で米国みずほ証券・兼松渉の解説。アメリカの宇宙企業・スペースXが発表したロケット発射施設に関する計画に注目が集まっている。スペースXが先週発表した新たなロケット発射施設「スターベース・ルイジアナ」計画に対する投資家の関心が高まり、株価は堅調な動きを見せている。アメリカ・ルイジアナ州に建設される施設には約1000億ドル(約16兆円)が投じられ、面積は東京ドーム約1万個分相当。テキサス州にある既存のロケット発射施設の約350倍となり、1日当たり30回以上の発射が可能となる見通し。建設予定地は従来はエクソンモービルの敷地であり、LNGの利用などインフラ面が強みとなっている。計画通りに進めばスペースXの衛星ブロードバンド事業「スターリンク」や宇宙にAIデータセンターを作るスターマインドの構想を軌道に乗せるのにも役立つことが期待されている。来年から着工し2029年には最初のロケットを発射する見通しだが、計画段階で詳細には不透明感もある。航空宇宙・防衛セクターは中間選挙で共和党が苦戦すれば、政府投資や規制緩和が減速する懸念もある。
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