英国で毎年行われている競技会「ロシアン・エッグ・ルーレット」。別名「神経の試練」とも呼ばれるこの競技は、6個の卵の中に1つだけ隠された生卵を引かないように1つずつ選び、額で割るというもの。海外メディアによると1322年、村で唯一、ニワトリを飼っていた修道院が川の氾濫で通えなくなった住民に卵を投げて届けたことが由来。以降、村では投げられた卵を割らないようにキャッチする卵投げ選手権が、毎年のように開催されるようになった。しかし、700年の歴史の中で何がどう、ねじ曲がってしまったのか。ロシアンタマゴルーレットやタマゴ投げリレーなどさまざまな競技に発展していった。使用される卵は食用に適さないと判断されたもので、イベントで得られた収益は慈善団体へ寄付されているという。