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「ヌビア博物館」 のテレビ露出情報

エジプトとクシュの関係を探るため堺さんが向かったのはエジプト・アスワン、かつてクシュはこの周りまで進出していた。今でも末裔たちの村が点在する。彼らはヌビア人と呼ばれるアフリカの少数民族。かつてクシュの人々も古代エジプトと同じくナイル川の恵を糧に暮らしていた。村に入るとエジプトとの他の村とは別世界。堺さんが見つけた青色はヌビアンブルーと呼ばれる。クシュの時代からこの地の人々が愛する色でナイル川の青色からとられている。クシュからエジプトに送られた香辛料は今でも特産品。ナイル川の中流域でクシュ王国は独自の文化を育んでいた。クシュには金以外にも古代エジプトを惹きつけるものがあった。その一つが高度な工芸技術。ヌビアンブルーは近年、独自の技術であることがわかった。クリスタルのペンダントの上には女神の顔がついている。顔の横幅はわずか2センチ、驚くべき技が使われていた。エジプトが羨む軍事力も持っていた。戦争では象の部隊を率いて戦っていた。クシュは象の部隊に加え、弓矢の扱いにも優れ、エジプトに傭兵として雇われるほどの兵力を持っていた。勢力を拡大し、ナイル川支流の物資や富と独占するまでになった。紀元前1500年に大事件が起きる。エジプトがクシュの征服に乗り出した。時のファラオはトトメス1世。トトメス1世は一気に進軍し、クシュを屈服させることに成功。エジプトはクシュの支配を徹底するため両国の国境にアブ・シンベル神殿を建てた。ラムセス2世像が踏みつけているのがクシュ人。エジプトにとってクシュの金や技術力、軍隊は何としても手に入れたいものだった。そのため圧倒的な力を示し、クシュを抑え続けた。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年8月20日放送 19:30 - 20:42 NHK総合
NHKスペシャルエジプト悠久の王国 追跡!謎の王ブラックファラオ
古代エジプトのプトレマイオス朝時代には、ギリシャの神のルックスをしたエジプトの神様を作り出した。2つの文化を融合させて当時増えてきたギリシャ人をうまくコントロールしようとしたとされている。図像は視覚的に分かるのでそれによってうまく支配しようとしたという。古代エジプトは多神教であったことで、多民族が自分とは違う人々を認めるような土壌がベースにあったと考えられる[…続きを読む]

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