奥野は3色の漆喰を用意し、壁にまだら模様に塗った。このまだら模様は、奥野が子どものために考えたある仕掛けだった。今後は全面に漆喰を塗り、子どもたちを呼びにいった。壁には漆喰から飛び出す紐があった。紐を引っ張ると紅葉が顔を出した。一方、教室では家具職人の清野正昭がおもちゃの修理を行っていた。修理したおもちゃを受け取った子どもたちは笑顔になっていた。左官職人の奥野雅晴は残りの壁を塗っていく。全ての作業が完了しお披露目が行われ、子どもたちや保育園の職員は喜んだ。
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