昨日、現役を引退しプロ転向を発表したフィギュアスケートの宇野昌磨(26歳)は、およそ2年前から引退を考えていたという。引退会見で、宇野昌磨は「羽生結弦さんやネイサンチェンの引退もあり、ずっとともに戦ってきた仲間たちの引退というのを聞いて、取り残されてしまったという気持ちもありました」「雲の上の存在で“いつか同じ立場で戦えるようになりたい”と、常々思うスケーター2人でした」と語った。2年前にプロに転向した羽生結弦と休養中の北京五輪の金メダリスト・ネイサンチェン。この2人の戦友が競技から離れ、引退を意識し始めたという。5歳から21年間の競技生活について宇野は「未練に関しては、正直まったくない。振り返ってみても本当によく頑張ったなって」と語った。また、スケーターとしての意気込みについて、「自分が心から踊るようスケートをしていきたい。一番最善だと思うフィギュアスケートの形を追い求めていきたい。応援してくれたらうれしい」と語った。